年末年始は「蹴り返しています」?

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2018年がスタートしました。年末年始はどのように過ごされましたか?

職場に外国人のボスや同僚がいると、休暇明けには必ず「ホリデーはどうだった?」と聞かれるものです。そして、皆それぞれどのように休暇を過ごしてきたかについて、ひとしきり話し合うのがひとつのお約束のようになっています。

特に欧米人にとってはお正月よりもクリスマスが重要なイベントになっているため、外資系企業の外国人従業員の多くは、12月の20日過ぎから早々に休暇を取って帰国します。欧米人のボスの下で働いていると、年内に予定されている業務については、すべてボスがクリスマス休暇に入るまでの間にレビューしてもらわなければならないため、早め早めの対応を迫られます。会社勤めをしていた頃は、毎年そんなふうにあたふたした年末を過ごしていたものです。

さて、私の年末年始休暇の過ごし方と言えば、会社員時代から変わらず、とにかく家で「ゆっくりする」ことに徹しています。ただ読みたかった本を読み漁ったり、お正月料理とお酒を楽しみながらテレビを観たり、頭をカラにして好きな音楽をボーッと聴いていたりするうちに、1年間の疲れや仕事のストレス、やり残してしまったことや果たせなかったことに対する悔いなどがすっかり解消され、いつの間にか新年に向けて新たな臨戦モードに入っている自分を認識することができるから不思議です。そういう訳で、この年末年始の「ゆっくりする」時間は、私にとって貴重な充電時間となっています。

そこで話は戻りますが、「休暇はどうだった?」という問いかけに対する私の答えは、通常 “I was just kicking back at home.” 「ただ家でのんびり過ごしていました」(kick back: のんびりする、くつろぐ)となります。ここでのkick backは、何かを「蹴り返し」ているということではありません。補足として “I fully enjoyed the luxury of having nothing to do.” 「何もすることがない贅沢を満喫していました」とつけ加えます。

年明けに、テレビのBSチャンネルで資本主義をテーマにした番組を観ていました。現在私たちが生活する資本主義社会とは、さまざまな価値をお金と交換し続けるゲームが繰り広げられている世界であり、そこでは、常に新しいものを創造し、生み出し続けることが求められています。この資本主義社会に生きる限り、すべてのビジネス/ビジネスパーソンには、新しい価値を継続的に生み出し続ける創造性を持つことが強いられているということです。この世界において、立ち止まることは、つまり衰退を意味します。年明けと同時に、この資本主義というゲームの巨大な歯車がまた稼働し始めました。

年末年始の過ごし方は人それぞれですが、この世界でまた新しい一年を元気に完走するために、何よりもリフレッシュした気分で休暇を終えることが大切だと思います。昨年、何かを達成できなかったという心残りのある方は、またこれから1年をかけて再チャレンジしてゆけばよいだけです。あなたの目標は、決してあなたから逃げることはありません。資本主義社会の論理に基づけば、何かをするかしないかで迷った際には、行動する方を選んで現状を変えていくことにこそ勝因があります。

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See you!