英語学習最大の障害

こんにちは、eigomob.com へようこそ!

英語を話せるようになりたくて英会話を学び始めたものの、どうしても「単語やフレーズが覚えられない」、何回聞いても「英語を聞き取れるようになれない」、自分は「うまく発音できない」、このまま続けても「上達する気がしない」、「モチベーションが続かない」、「やはり自分には無理?」等々、さまざまな不安やネガティブな思いが心に渦巻くことがあるものです。

そんな時、あなたならどうするでしょうか?不思議なことに、上記のような悩みを抱えていても、それらを解消するための具体的な改善策や対処法に取り組もうとする学習者はほとんどいません。不安をもてあましたまま、ただ何となく学習を続けていたり、結局は学習を諦めてしまうケースが本当に多いのです。もし、あなたが経済的に苦しくなったり、体に不調が生じたら、節約や貯蓄の方法を検討するなり、かかりつけのドクターに相談したりと、すぐに適切なアクションを取ることでしょう。

実は、上記のように、学習に対して否定的な感情を抱くこと自体が、学習成果にとって大きな障害となることをご存じでしょうか? 例えば「自分には英語が聞き取れない」と思っている人は、いつまでたっても英語を聞き取れるようにはなりません。同様に「自分には英語が話せない」と思っている人は、永遠に英語を話せるようにはならないのです。

これは、「できない」という思い込み、「不安・恐怖」などが、情報処理や運動制御といった脳の働き方を変え、その結果として現実の行動や身体機能に影響を与える現象で、スポーツの世界などでもよく知られています。例えば、プロ野球のピッチャーが「また暴投するかもしれない」という不安を強く持つと、うまく指が離れない、思うように腕が振れない、などの現象が起こります。また、「自分は数学ができない」と思い続けている人は、問題を見るだけで不安になり、集中力も落ちるため、難しい問題には挑戦しなくなってしまいます。その結果、実際の成績も低下するという事例があります。この事例は、心理学で言う自己効力感の低さが学習成果に影響する例として認識されています。

では、「自分にはできない」と、ネガティブな思いに囚われてしまった場合はどうすれば良いでしょうか? 答えは簡単です。「自分にはできない」というネガティブな思い込みを「自分にはできる」という思い込みで上書きすることです。方法としては、「できる」と自分に言い聞かせ、成功している自分の姿や、目標を達成した自分の姿をつねに思い描き、そのイメージを頭に刷り込んでいきます。また、できなかったことではなく、小さくても「できるようになったこと」だけに意識を向ける習慣を作ります。最初は、根拠のない思い込みで構いません。こうしたことを繰り返すことで、徐々に新しい思い込みが脳に定着していきます。「できる」という思い込みが一度定着すると、脳は、どんな状況でも「できる」人間が取るべきポジティブなアクションを取り始めます。つまり、何か障害が現れても、それを克服するための答えを探すように働き始めるのです。これは、とても重要なことですので、ぜひ忘れないようにしてください。

「自分にはできる」という意識があれば、不安や懸案事項に逃げることなくしっかりと対処し、それらを解消するために行動できるはずです。やるべきことはシンプルです。あなたが抱えている不安や懸念について、その理由や問題点を細かく洗い出し、どのようにすれば解決できるかを考えて実行すればよいのです。また、その場合は、あなたが一番不安に思うこと、最も苦手と感じていることから優先的に対処するようにしてください。いつも気にしていることが解消されると、重圧から解き放されて、その後の学習もスムーズに続けられるようになります。

「自分は英語が聞き取れない」という不安が常に付きまとっている人なら、当面はリスニング力の向上にフォーカスしたトレーニングだけを集中的に行うことをお勧めします。まずは、英語が聞き取れない場合にはどのような原因が考えられるのか、学習書やインターネットなどで詳しく調べてみます。すると、英語の発音を正しく理解できていなかったことや、話し言葉における英語の音声変化が認識できていなかったことに気づくかもしれません。その結果、新たなトレーニング方法への道筋が見えてきて、それまで抱えていた不安もどこかへ消えているはずです。

語彙力が低いのに「単語がなかなか覚えられない」という人は、学習方法を工夫する必要があるかと思います。例えば、単語単体で記憶するのではなく、フレーズ単位で覚えていく、または、覚えたい単語で自分なりに短い英文を作って英文ごと覚えるなど、どのような学習方法が自分にとって効果的であるかを検討することが大切です。

「学習のモチベーションが続かない」というのは、学習者からよく聞く言葉ではあります。英語は、少しずつでも上達が実感できていれば、学習を続けるのが楽しくなり、モチベーションが下がることはありません。正しい方法で学習していれば、成果は必ずついてくるものです。成果が出ていなければ、あなたが実践している学習方法、トレーニング方法自体が間違っている可能性があります。そして、モチベーションの維持に関しては、もうひとつ。そもそも、あなたはなぜ、何のために英語を学び始めたのか、その理由と目的を自ら再確認することです。

以上、あなたの英語学習の最大の障害は、あなた自身の思い込みの中にあるかもしれません。障害は速やかに取り除きましょう。障害さえなくなれば、あなたの可能性は無限に広がります。

See you!